カスタマーポータルを独自ドメインで公開する


カスタマーポータルを、自社のドメイン(例: help.example.com)で公開する手順です。設定が「有効」になると、Pantree の URL でポータルを開いた人も、自社のドメインへ自動で移ります。

始める前に

  • 使うホスト名を決めます。example.com をお持ちなら、help.example.com のようなサブドメインを使います。example.com そのものは、DNS の仕組み上この設定ができないことが多いため、おすすめしません。

  • DNS を変えられる人を確かめます。手順の途中で、ドメインの DNS に記録を 2 件足します。ご自身で変えられない場合は、ドメインの管理者(社内の担当者や制作会社)に頼める状態にしておきます。

  • 商品のカスタマーポータルを有効にしておきます。カスタマーポータルが無効な商品には、独自ドメインを登録できません。

  • 独自ドメインの登録・検証・削除には、商品を更新できる権限が必要です。権限が無い場合は、状態と DNS の値を見ることだけができます。

  • 独自ドメインは 1 つの組織で 20 件まで登録できます。

手順 1. ドメインを登録する

  1. 左のメニューの「カスタマーポータル」を開きます。

  2. 独自ドメインで公開したい商品を選び、「基本設定」タブを開きます。

  3. 下の方にある「独自ドメイン」の「ドメインを追加」に、使うホスト名(例: help.example.com)を入れます。

  4. 「登録する」を押します。

  5. 入れたホスト名の行が、状態「未検証」で増えます。行の下に、DNS に足す 2 件の記録(TXT と CNAME)の表が出ます。この画面は手順 3 で使います。

手順 2. DNS に記録を 2 件足す

手順 1 の表に出た 2 件を、ドメインの DNS に足します。表の列の意味は次のとおりです。値の横のボタンでコピーできます。

  • Type: 記録の種類(TXT または CNAME)

  • Host: 記録の名前(ドメインまで含めた形)

  • Host(サブドメインのみ): 記録の名前から、ドメインの部分を除いた形

  • Value: 記録の値

  1. ドメインを管理しているサービス(お名前.com・ムームードメイン・Cloudflare・Route 53 など)の DNS の設定画面を開きます。

  2. TXT の記録を足します。持ち主であることの確かめに使います。種類は TXT、名前は表の Host、値は表の Value(pantree-verify= で始まるもの)をそのまま入れます。

  3. CNAME の記録を足します。ポータルを届ける道になります。種類は CNAME、名前は表の Host、値(「ターゲット」「向き先」などと書かれた欄)は表の Value を入れます。

  4. 保存します。

名前の欄の入れ方に注意してください。多くの DNS の設定画面では、名前の欄の後ろにドメインの部分(例: .example.com)が自動で付きます。この場合は「Host(サブドメインのみ)」の値を入れます。Host の値を全部入れると、help.example.com.example.com のように二重になり、検証が通りません。保存した後の一覧で、名前が表の Host と同じになっているかを確かめてください。

Cloudflare をお使いの場合は、CNAME の「プロキシステータス」を「DNS のみ」(灰色の雲)にしてください。オレンジの雲(プロキシ済み)のままでは、正しく設定できないことがあります。

ドメインの管理者に頼む場合は、表の 2 行(Type・Host・Value)をそのまま伝え、「CNAME はプロキシしないでください」と添えてください。

手順 3. DNS を検証する

  1. 記録を足してから、少し待ちます。DNS の反映は多くの場合数分ですが、長いと数時間、最大で 24 時間ほどかかることがあります。

  2. 独自ドメインの行の「DNS を検証」を押します。

  3. 状態が「証明書発行中」になれば、持ち主の確かめは通っています。手順 4 に進みます。

状態が「失敗」になり、「TXT レコード … が見つかりません」と出た場合は、まだ反映されていないか、TXT の名前・値が違っています。下の「うまくいかないとき」で見直してから、しばらく待って、もう一度「DNS を検証」を押してください。何度押しても問題ありません。

手順 4. 「有効」になるのを待つ

  1. 状態が「証明書発行中」の間は、行に「状態を更新」ボタンが出ます。この画面は自動では切り替わらないので、数分おきに「状態を更新」を押します。

  2. 証明書の発行は多くの場合数分で終わりますが、長いと数十分かかることがあります。

  3. 状態が「有効」になると、行に有効化の日付が出て、DNS の表は消えます。

  4. ブラウザで https:// に続けて登録したホスト名(例: https://help.example.com)を開き、カスタマーポータルが出ることを確かめます。

うまくいかないとき

  • 「ドメインの形式が正しくありません」と出る: help.example.com のように、ドットで区切った形で入れてください。使える文字は半角の英数字とハイフン(-)だけです。空白・全角の文字・アンダースコア(_)は使えません。

  • 「このドメインは既に別の組織で使用されています」と出る: 同じホスト名は 1 つの組織でしか使えません。別のホスト名にするか、お問い合わせください。

  • 「TXT レコード … が見つかりません」と出る: 次を確かめてから、時間をおいてもう一度「DNS を検証」を押してください。

    • TXT の名前が表の Host と同じか(ドメインの部分が二重になっていないか)

    • TXT の値が表の Value と 1 文字も違わないか(前後に空白や引用符が入っていないか)

    • DNS の設定を保存したか

  • 「証明書発行中」のまま変わらない: 次を確かめてください。

    • CNAME の名前が表の Host と同じで、値が表の Value と同じか

    • Cloudflare をお使いの場合、CNAME が「DNS のみ」(灰色の雲)になっているか

    • 同じ名前に、CNAME のほかの記録(A や AAAA など)が残っていないか

    • ドメインに CAA レコードを設定している場合、証明書の発行が止められていないか(ドメインの管理者に確かめてください)

  • 1 日たっても「有効」にならない場合は、ホスト名と、行に出ている文を添えてお問い合わせください。

独自ドメインをやめるとき

  1. 「独自ドメイン」の行の「削除」を押し、確認の画面で OK を押します。この操作は取り消せません。

  2. 削除した後は、カスタマーポータルは Pantree の URL で開きます。

  3. DNS に足した TXT と CNAME の 2 件は、DNS の設定画面で消してください。

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